2013/03/04

世界一周して失ったものは、無いかも。

世界一周して、社会復帰していま10年の ぼくの所感。
ぼくは、お金以外は、なにも失った気がしない。 

最近、世界一周してかえってきたモリフーフ、
そのブログで、「世界一周して失ったもの」
っていうエントリーがあった。
帰ってきたばっかりの彼が感じたことを読んでみて
なるほどなーと思うと同時に、
さて、ぼくはどうだったか?って考えてみた。

10年たった今、ふりかえる。
世界一周は、ぼくにとって何になったのか。どんなふうだったのか。


◆世界一周はキャリアになったか?
ぼくにとって、世界一周は確実に「キャリア」になりました。 
そこで得た経験や感覚は、今の仕事に大幅に役立ってます。
行ってなかったら、いまのようなポジションにいるとも思えない。

とくにコミュニケーション力は、世界一周に行く前と、行ったあととでは大きく変わったと思います。

世界の各地にはその土地土地の常識があって、
日本でフツーのことも、その国では非常識だったり、当たり前でなかったりするわけです。
これは、受け入れざるをえない。文句言ってもしょうがない。
そんないろいろを、「納得はできないけど、理解しようとする」感覚、
なんというか、「達観する感覚」は
その後の社会人生活で大きく役に立ちました。

日本の社会でも、それぞれみんな、いろんな考えやポリシーで生きている。
僕にとっては、「なにそれ?」みたいな価値観もあります。
でも、それぞれの立場や、置かれている環境を考えると、「たしかにしょうがないんだろうなあー」なんてことが
実にたくさんあることに気づくようになった。
こういう「価値観の違い」みたいなのを
「納得はできないけど、理解しようとする」感覚は
日本で働いていく上で、すごく役にたったと、
10年経ってほんと思います。

じつは、このお題で、大学や会社の研修で、しゃべったりしてます。


◆世界一周、時間をロスしたか?
たしかに「時間」にして2年、その間、ぼくは無職だったわけです。
「2年あったら、いろいろ出来た」とも思うが、
当時のぼくが、そのまま会社に勤めてたら、
たぶん、ぼんやり2年すぎただけだ と感じる。

世界一周は、「変化のある 非日常な毎日」が日常になります。
ハレの日の旅行 ともまた違った、なんともいえない不思議な毎日です。
まいにちまいにち不確定なことが多い。トラブルもあるし。
ぎゅっと濃密な、この「変化のある 非日常な毎日」を
日本で働きながら っていうのは、なかなかむづかしそう。
起業するとかでもしない限り。

「ぼんやり毎日」と「変化のある 非日常な毎日」では
おなじ2年でも 意味が全然違うと思うのです。
だから、世界一周の期間は、その質を考えると
いちがいに「時間のロス」とは言えない気がします。


◆そして、もしかしたら、「お金」さえ失ってないかも!
世界一周して得た金銭感覚が、自分のポートフォリオの見直しのきっかけになりました。
また、その後、たくさんの仕事をいただき、それらがもたらしたお金の総和は
世界一周総費用の365万よりずっと多い気がする。
「世界一周レバレッジ」とでも言うか。。。

世界一周して感じたことのひとつ、
「この世は、よくも悪くも お金の世界」ということ。

世界中で交換できる この「お金」という概念がもたらす
矛盾と、便利さ。

「感謝のコトバより、お金くれ!」って国もあるし、
寄付されるお金を頼りすぎて、自律できない国もあるし
働かないで不労所得だけで生きるパーマネントトラベラーもいる。
お金はないけど、幸せそうに暮らす国もあり
資本主義の急激な流入で、すごい貧富の差になったり、
お金のために人を騙す事を、なんとも思わない人がいる国もある。

日本では「お金のこと」は、あまり口にしない事が美徳になってるけど
実は、お金のことを、ちゃんと考えるきっかけが、
日本で暮らしてると、そんなにない。
ぼくも、むかしは「真面目に働いてたら何とかなる」って思ってた。
でも、そんなことない時代になっちゃったんだよね。

お金がないと、悩んだりギスギスしたり、将来に夢を描けない人もたくさんいる。
払える見込みが よくわからないまま、ローンで家を買ってしまったり
そのために、会社に縛られざるをえない人もたくさんいるし
ネットバブルやグローバル化の中で、旧来的な日本の会社が打撃をうけたり
正社員になれない人もたくさん。
一方で
お金がないことを 正当化する田舎暮らしブームとか
「年収200万でも幸せな暮らし」みたいな価値観も出てきたり。
FXとか株とかで、勤労以外の方法でお金を得る人も増えて
クラウドソーシングなんかの仕組みをうまく使って、
フリーランスで、会社に雇われないで生きていく敷居も、むかしより低くなった。
「働く」っていうことの意義も変わってきたように感じる。

こんなふうに
「働くことと、お金を得る事」の関係を 考える癖がついたのは、
世界一周で、いろんな国のお金事情を見た、その経験のおかげだと思う。

◆たらればで比べようはないけど、
10年たって感じるのは、
世界一周が無かったら、ぜんぜん違う人生になってただろうということ。

世界一周行って、その経験を、ゆっくり消化しながら生きてきた、
そんな10年だったのかもな。


そろそろもう一回行くかな。。。。

3月 4, 2013 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/13

膵炎(すいえん)!?

さいきんあまりにも
メタボリック(ハラの突き出しはじめのところ)がいたかった。
最初、肋骨のしたあたりが痛くて
去年ラグビーで折れたからかなあ とかおもってた。
2週間経ってもいたいし、 なんか横隔膜全体に痛くなってきたので
病院にいってみた。

膵臓(すいぞう)が炎症をおこしてる可能性が大だと。
膵臓は胃のうらあたりにある臓器です。痛い部分、ばっちりビンゴ。

超音波検査して、血液検査の結果とあわせて最終判断。
結局、膵臓はそんなに腫れてなくて
重傷ではなかったです。入院もしなくてよかった。
薬飲んで、安静にしてます。 腹が痛くなる回数も減りました。

  ひどくなると大変みたいだ。入院で絶食点滴らしい。。。
  ▼くわしくはコチラ。
  http://www.kusuriyasan.org/byoukitoyobou/suien.htm

原因は酒ののみすぎ。ジャストそれです。
あと、食い過ぎ。


膵臓が、酒ののみすぎで、機能しなくなってる訳だ。
暴飲暴食のつけが一気に着た感じ。

しばらくは禁酒! 油物もひかえ、自主的食事制限。
くえないものは、揚げ物、チーズ、パスタ、パン、あぶらっぽい肉。ラーメン、ぎゅうどん、ジャンクフード、菓子。
くっていいのは野菜、豆、豆腐、鶏肉ささみとか豚、淡白な白身魚、うどん、ごはん(少なめ)。
//坊さんのような食事です。

しかし、
まあまあうまいですね。精進料理。
料理マンとしては、節制料理もつくるの結構楽しいです。
きのうは
具沢山みそしると、鯛きりみ半分、めし、納豆をくいました。

意外と禁酒つらくない。アル中ではなかったんですね。ぼく。
でも甘いものが食べたくなるのはなえだろう?
フルーツ、 ぽんかんとかいちごと食ってます。

......つづき  ■ぼくの毎日/こんな生活にピンときたら、あなたも膵臓悪くなる可能性あり。


・休肝日は1日あるかないか。少ないときビール1本、多いときはビール3杯、焼酎ロックで4−5杯。そのあと2次会でまた焼酎を2杯ほど。シメラーメンはやめてます。でも牛丼食うことあり。
・めしは週に1かいはラーメン、牛丼、とんかつ。だいたいにおいて腹12ぶんめ。家で作ることが減った。
・おかしはたべない。油物もひかえてるつもり。
・夜型生活、朝は8時半おき、夜は3じ寝。晩飯は9時以降がほとんど。会社は10じから20じころまで。(平均10時間くらいか)
・運動はほとんどなし。2週に1どくらい2時間のフットサル

3月 13, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2007/03/06

世界一周の本

世界一周かえってきてから、いくつかの本にコメントとかを書いてます。
それをみてこのサイトにアクセスくださる方も増えています。

WORLD JOURNEY
高橋 歩
A-Works (2005/09/08)
売り上げランキング: 59174

高橋歩 著 となっていますが
氏の文章が半分、ぼくらのインタビューが誌面の半分。写真も実は別の写真家さんのもの。
実は僕の撮った写真も。
なんかうまくやられた感じではあった。
でも、まあ「世界一周」いく人にとってはよかったのかな。

これが発売された後、雑誌AERAの取材がきて
その延長?で 下の本が出ました。
お世話になった世界一周堂さんの監修ということで、写真も大量に提供しています。いっぱいのってる。

世界一周航空券 Perfect Book
世界一周堂 地球一周コミュニティ
朝日新聞社 (2006/10/06)
売り上げランキング: 676

しかし最近はべんりでいいなあ。
僕のときは、ほんとに参考の本なんてなくて 地球の歩き方を全巻読破しそうになった。。。
長期旅行の本て、あんまりなかったんだよねえ。

3月 6, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (3) | トラックバック (2)

2007/02/09

どこにいこうか?

世界一周もう一回いくのか! というまえに
いちばんある質問。「一番よかったのはどこ?」

よかったところ、いっぱいあって、3つ挙げるとすれば、
モアイのイースター島、オーロラのイエローナイフ(カナダ)、天国に一番近い島のニューカレドニア ウヴェア島です。
なかでもイースター島はかなりよかったです。

それ以外の万人にオススメ南米のアンデス北上。
チリ、ボリビア、ペルーの黄金の世界遺産ルートです。マチュピチュ、ナスカ、クスコ、チチカカ湖、ウユニ。

自然とスポーツ、うまいくいものとうまいワイン・ビールならオセアニア。格安スローライフな国です。同じ値段でできる贅沢が日本の倍くらいなイメージ。

美術や建築に興味があるならヨーロッパもお買得ですね。
意外とお金はかかりません。北米以下です。でも最近はユーロが信じられないくらい上がったから
そうもないかなあ。

値段の安いアジアではおもいきった高級リゾートも楽しめます。

//つくりかけですが、ここに少しまとめてあります。
  世界でいちばんの場所

人によって旅の目的が違うと思うのでなにを中心にルートを組むかですね。
それから
こういうとなんなんですが、「世界一周、行かなくてもいいところもあるぜ」ということ。
その意味は、「世界一周というからには一応満遍なく行こう」ときめたものの、
ろくに下調べをしていませんでした。
行く先々で「ほう、こういうのもあるのか、じゃあ行くか」くらいの感じで次の行き先を決めてしまったわけです。
で、結果としてつまんなかったり、面白さを感じられなかったりした場所がいくつかあったということです。
世界各地を回ると、「ああ、これならマチュピチュのほうがよかったよね」みたいに世界の一番と比較しちゃうんです。これはこれで仕方ないんだけど、その国や町の楽しみも自分で半減させてしまったんですねえ。
例でいうとたとえばカリブ。カリブの島々は確かに海はきれいなんですが、いかんせんアメリカ経済圏で、物価が高い。ものすごく。「この値段でこれかよ」みたいなのが多いわけです。ホテル、乗り物、観光、それになんといっても食べ物。
カリブの目的が僕らにとって何ものにもかえがたいものであれば話は別ですが、「まあ、海行くか。カリブだし。」くらいの気持ちでは、得られる幸せは少ないわけです。
「海だけでいえばアジアのほうがずっと安くてのんびりしてて、食い物もうまいぜ。」みたいなね。

そんな感じで考えると、自分達にとって不本意な場所をパスできれば、もっと安くあがったということです。ぼくらは美術館や建築を見るのがすきで、おいしいお酒やご飯も大好きなので、「ヨーロッパって、なんていいとこなんだ!」と思うわけですが、
そういうことに興味が無い人なら、「なんだヨーロッパ、古くて高いし気位も高いしヤな感じ」みたいに思う人もいるでしょうね。
だから、重要なのは、「行きたいところ=まあしてみてもいいかな、ちょっと見てみたいかな」みたいなところをしっかり選んでから行くということかな。

///ちなみに同じお金、同じ時間でもういちど行くなら、
ぼくなら以下のようにしますね。
 アジア 4ヶ月 中国なしの、東南アジア中心、海とぼんやり。
 ヨーロッパ 4ヶ月 美術館とくいものざんまい、スペイン、イタリアメイン。
 南米 3ヶ月 ペルーボリビアなど陸路じゃないといけないところ中心に
 カリブ なし
 北米 NYとオーロラだけ
 オセアニア 都市をすくなく限定して滞在がたで1ヶ月。
こんなかんじかな。

2月 9, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/02/05

もういちど世界一周するのか?

もういちど世界一周するのか?

ぼくは、いまから5年前の2002年4月に世界一周出発して
2003年4月に帰国しました。
帰ってきてからしばらくは、会社には勤めてなくて、
個人事業主としてデザインの仕事などしていました。
今の会社に就職したのが2003年10月末。働き始めて3年経ってしまいました。

世界の国々で、いろんなものに衝撃を受けて、いろんなことを考えて、世界は広いなあ などと思っていた頃から比べて、
今の日常、
考えることの中心は、ずいぶんスケールの小さいことや、他人事になってしまったことに 気づかずをえない。
仕事のこととか、一緒に働いているメンバーはどうかとか、
ちょっとした季節の移り変わりが切ないとか、結婚したいとか。

今は20人のチームのリーダーで、ウェブのデザイン制作をたくさんしています。今の会社にはいってよかったのは、人数が多いので、たくさん友達が出来たことかな。
仕事も全面的に好きではないが、嫌いなわけじゃないし、自分の興した事業でもないのでそんなにわがままも言えないし。
下流社会とか言われるこのご時世、客観的に見れば、恵まれた日常で人生は上々といえるんだろうな。たぶん。

浮世離れした人が、現実的に生きるようになった
といえばそれまでですが、なんか寂しい。
なんか不満足なのであるよ。不納得というか。

それを象徴するかのように、どんどん増える体脂肪。
慣れてきた日常に嫌気さしつつ、週末と仕事後のビールを生き甲斐にする生活。
なんか考えてしまうよ。

変化を探してるというか 新しいことをはじめたいというか。

そんな中、アサヒビールの「夢・挑戦ブログ」の例に取り上げてもらったんですが
http://blog.superdry.jp/
ほんとに「もういちど世界一周」するのか?俺は? どうなのよ?

ということで、これをきっかけに
現実的に「夢と挑戦!」をしっかり考えたいところです。

がんばるぞー おー!

2月 5, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/09

世界に挑戦するには

「世界に羽ばたく」という大志をかかげたものの
さて、どうするか。
なんて考えながら、3連休は実家でのんでました。

無敵のすしや「旬時季」の新年会で
マスターの話が妙に心に残った。
「すしやは、まあるい空間をつくることである。」
  すべてのお客さんに「来てよかった」と
  いつも思ってもらえる配慮が、お店の全員に必要なのだ
と。

そういうことなんですよ! こういうことなんですよ!
いやあ、男前だなあ。
世界に勝負できる寿司屋だ。

「旬時季」
http://hayapon.air-nifty.com/sekai/2005/05/post_365a.html
http://gourmet.yahoo.co.jp/0001473359/U0002108281/ktop/

1月 9, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/06

ことしのほうふは「世界と勝負!」

去年も抱負書いた。
ことしもみなさんの抱負を見て、なんかいいなあとおもったので
ぼくもかいてみる。

ことしのほうふ
・世界で勝負できることをしたい。...すごい抱負だ。
・本流・王道を目指す。小さくまとまらない。
男・30も半ばである。世界を意識したものを作りたいし、本物を目指したいと、何となく思った。
。。しかし本物とか世界って何だろう?

・早寝早起き、日に1時間は本を読んだり考え事をする。
・自分の作品をたくさんつくる。
   サイト、絵画、音楽、家具、料理 などなど。
・みんなと仲良く、幸せにすごす。
・やせる。運動をする。まじで。

時間を上手に使って、Happy感を感じるようにしたいなあ。
あと、やせたい。


そんなところです。

1月 6, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/05

みんなの抱負

マイミクシィの年齢の幅
下は20上は50歳。
そんないろんな年齢の方の抱負は
とても面白い。ためになったです。

若者には 元気とやる気
同年代には 勇気と前向き
先輩には 自意識と落ち着き

感じさせていただきました。

僕のもそのうち書きます。

1月 5, 2007 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/12/30

2006年のほうふは守れたか。

キヨがやってたので、おれもやってみる。

ことしの1月最初にかいた日記。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=70840752&owner_id=293265
これによると
俺様の今年の抱負はこれだった。

ーーーーーーーーーーー
1、やせる
2、うんどうをする
3、絵をかく
4、いみのないことを真剣にやってみる
5、早寝早起き
6、今年はひさびさに海外に行く
7、株で一儲けする

とならべてみたが、どれも挫折しそうだ。
あるいは、抱負と言うよりは希望である。
あらてめて。
 「いみのないことを真剣にやってみる」
これにしよう。
これならなんにでも潰しがききそうだ。
ーーーーーーーーーーー

......。
まず
1、やせる
全然やせなかった。むしろ大物になった。

2、うんどうをする
これはしたかな。フットサルはじめた。でもやせないけど。

3、絵をかく
けっこうかいたな。ささぽん、長谷川さんの結婚式のボード、
カレンダーの原画、旅行記などなど。来年もこのくらいはかこう。

4、いみのないことを真剣にやってみる
酒をのみつづけたことか?
仕事(=意味のないこと?)をしたといえばしたか。
そのおかげで、会社の中に友達が増えた。よかったなあ。

5、早寝早起き
早起きはしたが、早寝はできなかった。

6、今年はひさびさに海外に行く
タイにいきました。

7、株で一儲けする
口座さえ開設していない。


ということで、まあやったといえばやった、
やっていないといえばやっていない。

そんな1ねんだったようです。

12月 30, 2006 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/20

旅か旅行か

ドトールで英語のレッスンをしている女性がいた。
外人の英語の質問に答えるっていう会話のレッスン。毎週やってるみたいだ。

世界一周旅行から帰ってきてどこにも行っていない。
空港で乗り継ぐ飛行機を2時間も3時間も待っているのが好きだった。荷物を枕にして寝てるサナイチ。懐かしい。

「旅」と「旅行」はニュアンスが違うと思っている。
「旅」は、自分を自覚するような、なんかまじめなことだと思う。
どこにも行かなくても いろいろ考えれば、それも若干「旅」っぽい気がする。
自分のだめな部分に向き合うことを促されそうな「旅」ということばのニュアンスは、すこし暗い。硬派だ。僕は旅という言葉がなんか嫌いだ。
「旅行」という言葉のニュアンスは、どちらかというと前向きで楽しむための印象。逃避っぽくて軟派でいい。

昔、反町隆史のドラマで「ビーチボーイズ」というのがあった。
「働くのをやめて、休憩して、次の人生を導きだす」的な展開だったと思う。
最終回は、「休みはおわり」とばかりに主人公は次の生活を始める。
ぼくのイメージはこれだったのかもな と、あるとき不意に思った。1年間のエスケイプ。

ぼくらの世界一周は夏休みだった。
休みの間、働いていないことの不安、復帰出来るのか?みたいな不安は、少しはあった。でも、異国での毎日を乗り切るのに精一杯だったから、そんな現実的な意識がもたげたのは旅行の中半以降、ようやくヨーロッパや南米あたり。乗り切り生活に慣れたころだった。
それからは、なんか いろいろ考えた。ような気がする。
日本のこと、世界のこと、宗教、しきたり、誇りとか美学とか道徳とか常識とか。
地球のいろいろなところにいろんな考え方の人がいる。そんなあたりまえのことを実感した。そのうえで「僕は何が出来るか、何をするか」なんて考えた。

ぼくはいまインターネット関連会社で働いている。
インターネットは国境を越え、世界をつなぐのに、僕らの仕事は日本で稼ぐローカルな話だ。完全に「ウェブ屋の話」である。
月2回ほどビジネススクール的な研修にも行かせてもらっているが、これも最近飽きた。ぼくには、大金の稼ぎかたとか、競合を打ちのめす施策とか、我が社を立て直す画期的な方法を考える というような気構えが、ほとんどないことに今更ながら気づいた。

ロングサマーバケーションのあとが、こんなにクローズな世界の話に落ち着いているということに最近悶々としている。
これこそ「自分を自覚する行為」=「どこにも行かない旅」である。やはり「旅」という言葉のニュアンスは嫌いである。

ドラマの主人公はあのあとどんな世界に行ったのか。
ドトールで英語のレッスンしていたこれから彼女はこれから何をするんだろう?

「旅は自分探し」なんて言う人もいるが
「自分」なんてものは一生見つからない。「自分探し」なんて言葉は嘘である。
旅や休みのあとにあるのは「生きていかなくてはいけない」という事実だけだ。

熱いな俺。夏バテか。

8月 20, 2006 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2006/04/15

水田をかりる

電車に乗って茅場町に。ミヤジと待ち合わせ。
車で首都高からトンネル経由で木更津へ。ミヤジの実家の千葉?鴨川にむかう。
「ん」で終わるしりとりを延々しながら。
---
 ▲ うどん>どんどん>どかん>かんたん>タンニン>....みたいなかんじで、「ん」の一つ前の音で しりとり。
---
みやじの実家は、ペンション街のいっかくにあるんだけど
海も見えるし、庭は広く、にわっていうか家庭菜園か。ハンモッグもあるぜ。

ここに何をしにきたかというと、
みんなで、棚田の田んぼを借りて、米をつくるんです。
といっても全部じぶんで作る訳じゃなくて、田んぼの権利を借りるんです。
この棚田は
作るのが大変だとかいろんな事情で、手放す人がおおいんだけど
田と里山の景観を保存しようと、NPOが保存に尽力してるんです。
それで、3年前から、田んぼトラストみたいなものができたそうです。
ぼくらは田植えとか草むしりとか刈り取りとかそういうイベントのときにだけ参加して
のこりの作業は農家の人がやってくれます。
僕らの借りた田んぼはたべる米じゃなくて、酒の米。
刈り取りが終わってそのあと、日本酒にしてもらえるのです。
一口15000円で一升瓶3本になってかえってきます。
日本酒一升あたり5000えんなんで、普通に考えると高いですが
それよりもこういう田んぼの景色の保存と、イベントに参加できるので
楽しいです。
---
//世界一周に行ったときに、中国のロンシェンという、ものすごい棚田の村に行きましたが、それを思い出した。
http://hayapon.com/photos/longshen/index.htm
それから、イギリスのナショナルトラスト。これも思い出した。
何も建てさせないために、そのままの自然を残すためだけに、土地を買う団体があるです。メンバーシップと寄付で成り立ってるんです。しかもその土地を柵でかこったりしないで、誰でも自由に入れる。
詳しくはココ
http://hayapon.air-nifty.com/sekai/2006/03/723_a24a.html
---

田植えの説明を聞いて、そのお米でできるというお酒をのんで
いい気分。

かえりにミカンがりして(勝手になってるのを、とってきた)
農作物即売所にいったり、牛乳アイスくったり。
ひるすぎにミヤジの家に帰りました。

ハーブをとったり、犬と遊んだりして昼寝して。

夕方、「タケノコをとりに行こう」ということになり
みやじとみやじおやじとさなえと4にんで、
長靴はいて、スコップもって車で数分、お寺の竹やぶに。いいのか??
足で踏みしめてるとぴょこっとあたるんです。
草をどけてみるとちっこいタケノコが出てるんです。
それをスコップで掘り起こす。
けっこうな重労働です。うまく掘らないと、途中で切れちゃう。
結局小さいのを10コくらいゲットして家に帰りました。

さっそくむいて、新芽を刺身で!
うまい! うますぎる。

さらに焼いタケノコに醤油。! 
うまい! またうまい!
そして醤油とみりんで煮る。
うまい! うますぎる! うまい!

やっぱり天然、初物、採り立て! 最高です。満足。。。

そいで夜になったので、
鴨川の海岸のホテルの温泉にみんなで行って
そのままかえりました。

いやあ、楽しかったなああ。満喫の千葉鴨川。

こんどは再来週。
田植えに行きます。

4月 15, 2006 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/04/13

3年探した画集

世界一周に行ったとき、パリでみつけた画集、
ふたりとも感動して、とくにサナがいいなあって言ってたんだけど
「その後の半年持ち歩くには 重たいから 日本で買おう」
といって、買うのをあきらめました。

かえってきてからいままで3年、
青山ブックセンター、アマゾン、きのくにや、果ては代官山や中目黒の洋書や、古本屋 などなど 探しに探しまくって
でも
ぜんぜん見つからなかったんです。

それがアマゾンのフランスで発見!
Carnets de voyages, tome 1
Titouan Lamazou
http://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/2742405437/qid=1141232715/sr=1-2/ref=sr_1_11_2/403-1735825-2656423

おおおおお! これかも! 
とおもったものの、
フランスから送ってもらえるかもわからず(フランス語だし)
もんもんとしてた。

そこにMISAYOからのメール、
おお、そうだ、彼女はフランスにいたんだった!
そして頼んだところ、3月にかえってくるときに持ってきてくれると!

ついに週末、
念願のチトワンラマゾウの画集を、ゲットしました。
こ、これだ! これだ! フランスでみたときの感動を思い出した!

かえってサナにホワイトデーとしてあげました。
ほんとにいい画集です。
MISAYOありがとう!

サイトもはっけん
http://www.titouanlamazou.com/

4月 13, 2006 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/07

さいきんアクセス急増!

どうも、みなさんごぶさたです。
podcastingの記事以外、あんまり書かなくて、にっきはミクシばっかりだったんで
たまにはココに。

■ポッドキャスティングはすごい!
ビデオポッドキャスティング始めてからというものの、ものすごい勢いでアクセスが増えています。
また、Podcasting Juiceの順位もバンバンあがってて
また、アップルの iTunes Music Storeの podcastingコーナーでは、旅部門で2位や3位になっています!
おどろきです。

■レシピ
レシピかいてね っていうメールがたまに来ます。
そんなに書いてた訳じゃないんだけど、けっこう注目されていたのか?!
ぼくの料理は、食べたことがある人はわかると思うんですが
あまり本をよまないで雰囲気でつくるので
さじかげんが適当で、塩の量とかあまりうまくかけないんですよねえ。
こんな書き方でよければ、これからも書きます。
世界かくちの料理のマネ・インスピレーションです。
きのうは
「タイふうしゃぶしゃぶなべ」をたべました。
シメにビーフンのかわりにしらたきを入れたら、意外にうまかった。ヘルシーだし。

■体重増加中
旅行から帰ってきたとき、68kgだった体重が
なんと80近くに。。。
夏までにやせたい。いうだけかもなあ。

そんなかんじです。

2月 7, 2006 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/08

ベトナム近代絵画展/東京ステーションギャラリー

PICT0143-01
ハノイで見たベトナムの美術(写真参考)は
それはそれはとても感動しましたが、今回のこの展示は残念だった。
よくなかった! 率直な感想である。
戦争やナショナリズムを感じさせるものが大杉。
「日本でベトナムの芸術に焦点をあてた展示これがはじめて」と展示の挨拶にありました。だからこそ残念でした。

ハノイの美術館で見たベトナムの作品は写真のようにどれも力強く、すてきでした。背景にある作家の思いを感じる前に、まず絵本来のすばらしさがあったんです。
ぼくはこういう絵が好きです。
西洋の美術は習うのでよく知ってましたが
はじめて見るベトナムの絵画は力強く、ストレートに感動できたんです。潜入感なしでみられる力強さ。漆をつかった表現もとても新鮮でした。
そこにはプライドをもって生きるベトナムの人の優しさと強さとがあるように感じました。
たしかに戦争をモチーフにしたものもありましたが
戦争以降の作家の自然主義というか、日常をきりとったような絵は、西洋でも東洋でもなく、まさにベトナムそのものだったんですよ。
それがこの展示ではそういうのにあまり枚数を割かれていない。
戦争ネタばっかり。

けっこう期待が大きかった分、がっかりでした。

ハノイの世界一周日記はココ
http://hayapon.com/photos/hanoi/index.htm


ベトナム近代絵画展
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp

11月 8, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/09/14

ホテル西洋銀座とプロのこと

きのう、会社の企画で、
ホテル西洋銀座という有名なホテルのレストランでディナーを食べました。
 「ホテルで働くギャルソンとかコンシュルジュの人の話しを聞いて
  顧客中心主義を学び今後の仕事に活かす」
というお題目だったのです。
ひさしぶりの本格レストランで緊張しましたが、うまかった!
サービスもていねいだった。ホンモノはすごいです。

ぼくは、友だちや好きな人にサービスするのは好きですが
嫌いな人や、なんとも思わない人にそこまでできるかなあ。
「人をいい気分にさせる」というのは
本気で相手のことを思いやる気持ちと、
片方でビジネスライクな打算をあわせ持つという 平衡感覚がいるんではないかと
帰りの電車で考えました。

プロって
いわれた通りのシゴトをきちんとこなすというプロと
なにかプラスワンをくっつけて、それが蛇足にならないようにできる スーパープロがいるのではないかと思いました。

9月 14, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/29

人生の強度

最近ぼんやり考えるのは「人生の強度」ということです。

これはむかしぼくの先輩のEさんがメールで話してくれたことなんですが、
 人生の満足感のためには何が必要だろうか? という話でした。
お金、名声、立場、仕事の充実感 
などなど
いろんな要素と人生のありようを考えたときに
「結局、自分は自分に満足してるか、誇りに思えるか」
ということがとても重要で それは人生の密度=強度といえるのではないか?
というような内容だったような気がします。

お金がいっぱいあっても、仕事が充実していても
自分がその人生に疑問をもってると、満たされていないので、
人生の強度は低い。

「はたして今のぼくの人生の強度はどうかなあ」とおもうのですが、
 仕事もあそびもまあまあ楽しいが。。。。
と「。。。。」がついてしまう。
では、また世界一周すると強度が上がるのかというと
これもそうではなくて 世界一周中も「。。。。」はいつもついてました。

「。。。。」が、いつ、どうやったらなくなるのかわからないんだけど
考えていきたいと思います。
すくなくとも、いまのような生活では「。。。。」は消えないと思うんだけど。

次は何をしようかなあ?と考えている今日この頃。

8月 29, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/24

日本のこの3年

日本に帰ってきて日本のことで考えたことは いろいろあります。
愛国というほどたいそうな思想なんかではなく、
旅行に行って感じたいろんな差から、どうしても世界の国々と日本を比較しちゃうんです。
だいたいまとめると以下のような感じかな。
■他の国より日本のほうがいいとおもったところ
・めしがうまい
・社会のルールがあってたいていの人はそれを守り、安全である。
・食べ物、音楽、映画、美術いろんなものが何でもある
・標準語が単一なので、書いてあることを、だいたいの人が読めて理解できる。わかる。

■他の国より日本のほうがうまくいってないと感じたところ
・なんでもあるがみんな高い。高い物価を回避する方法が少ない。
・東京は狭い。人が多いので疲れる。
・働くことを優先させる人が多い。仕事があることが、物事を断る口実になる。
・自分の国や住んでる地域に対して愛着が薄いか、あってもそれを表さない。
・物事を深く考える時間が、なかなかとれない。考えなくても生きていける。

こんなふうなことをまとめてみて思うのは、
日本で暮らすうちに 素敵ないろんなものがたくさんあるのに
自分のことを中心に生きていく個人主義的な考え方がすごく大きくなってきて
ぎしぎししてるなあ と いうことです。


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ところで
最近、友だちが結婚するのでウェルカムボードをデザインしました。
ひさびさに絵の具で絵を描きました。喜んでもらえて、うれしかったです。

旅行中は、自分の国や地域を思ったり、
日本という社会のために自分がなにかできるか という発想から
ひいては 家族や友だちのために何ができるか 
みたいなことをいっぱい考えた気がします。

ぼくはデザイナーなので、こういうちょっとした絵はさらーっとかけてしまうのですが
普通はなかなかむづかしい。ぼくが数学できないのとおなじ。
そういう能力が自分の生活のためではなくて、
誰かのためにうまく機能することは、とても気持ちのいいことだなと感じました。

すっかり日本てきな考え方や、個人主義的な考え方になれちゃいましたが
能力ををひろく社会に還元していきたいというような考え方は、
忘れないようにしたいなあ。

8月 24, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/20

仕事はどうか?

世界一周後、半年のブラブラ期間をへて、
2003年の11月に会社にはいって もうすぐ2年たちます、
いい意味でも悪い意味でも慣れてきました。
仕事はダイナミックで面白いときもあるんですが、
やっぱり会社なので、思い切り突っ込んでできないこともあります。
世界一周行く前とおんなじように、「6割くらいの力で割り切ってやる」みたいなところや、「土日を目標に生きる」みたいな所も無い訳ではないです。
http://hayapon.com/why.htm
で、
旅行以前のぼくの仕事のスタンスと大きく変わったのは
 「チームでいろんなことをやることになった」 
ということでしょうか。
大人数の人と協力しながらのプロジェクトは、おもしろいですし、いまのチームでやる仕事は好きです。メンバーもプロっぽくなってきました。

それと、
会社とは別に個人的にデザインの仕事もやりだしました。
お金のためと言うよりは、なにか世間のために自分の力を活かしたい
という気持ちが強くてはじめたのですが
とても面白い仕事がいくつかあって、考え方の幅を広げてくれています。
「デザインの力で、クライアントの会社の雰囲気がかわるんだなあ」と実感しています。
これは、けしてデザインしてる僕だけの力ではなく、
クライアントのみなさんと深いレベルで意識合わせができたからこその結果だと思っています。
こういうよい関係は なかなか作ろうと思ってもできないことなので、今後も続けてお手伝いしたいと思っています。

8月 20, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/19

本にのった

あついですねえ

最近は会社の仕事も遊びもいそがしくて
全く更新していなかったので、久々に書こうと思います。
近況報告です。

ぼくらのインタビューが本にのりました。
高橋歩さんという人の新刊「世界一周しちゃえば」というビジュアルブックに、
何人かの世界一周した人といっしょにのっています。
けっこうな量です。
http://www.ayumu.ch
東京では8/15から 他の地域では9/1からの発売のようです。
実はこの高橋歩さん、同い年。
しかも友人http://urakami.co.jp/design/の友人みたいです。
面識ないけど。


先日、仕事で大阪に行ったのですが
そのときに阪神百貨店で、阪神グッズをいろいろ買ってしまいました。
そう、ぼくは阪神ファン。今年は強いです。安定していますなあ。

しかし、中日のここのところの躍進が。。。だいじょうぶかなあ。

先日、「券をもらった」と会社のAさんが、ドームの誘ってくれて、いっしょに見に行きました。
いつもは弱い巨人ですが、僕らが見に行ったときは負けちゃいました。残念。

世界一周からかえってきて、社会復帰してずいぶん立ちます。
会社にはいってよかったなあ と思うのは
いろんな人と知り合えて友達になれることです。

8月 19, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/04/12

さくら五れんちゃん

ことしは桜がほんとにきれいだった。天気も最高によかった。
去年は知らない間に散ってしまったが、今年は5れんちゃんで花見。
水曜日、会社のかえりに近所の公園で一回目の花見。8分。散る花びらは無し。
木曜日、昼間、国立西洋美術館のかえり、上野公園で昼花見弁当。ひらひらとまいはじめる。夜も二日酔いではあるがまた近所の公園で二回目。サッカーでもりあがった。
金曜日、さすがにつかれたものの、一応、昼花見弁当。
土曜日、昼めしくいに近所の丘へ。満開。桜ふぶき。
日曜、またもや近所の丘に行くと、ちりはじめ。
月曜、雨。もうおわりだなあ、とおもいながら、雨のお茶の水、お堀に浮かぶ花びらのなんと切ない美しさ。
短い桜シーズンを満喫した一週間でした。

しかし日本の桜は絵になる。
なんでだろう。このはかなさ。
必ず同じ時期に、一斉に咲くメカニズムはどういうふうになってるんだろう?
なんて理系に考えると同時に
こんなに慌ただしい歳になっても、ふと立ち止まり、花を愛で、酒を飲む。
なんと美しい風習ではないか、などと文系に感じ入ってしまう。
どんなに時代がかわっても、花見はずーっと日本の情緒であってほしいな。
他の国でも桜はあるだろうけど、その下でみんなで酒を飲むなんて聞いたことないなあ。
ぴったりの短歌を見つけた。

さわぐ世の
せめても人よとどまらん
形見にのこる
さくらぞさきぬ

4月 12, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記, 帰ってきてから日記 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/04/11

上野の国立西洋美術館

ゴッホの美術館のことをかいたら
意外に反響があったので、ついでにこのまえいった西洋美術館のことも書いてみます。
国立西洋美術館は、上野公園の入ってすぐ、右側にある美術館で、
広い庭にはロダンの「考える人」とかがあります。
実はここの常設展、ものすごくいいのです。おすすめです。もう何度も行ってるのでいった回数は忘れましたが、何がいいかって、それはもう、
モネです。
この美術館は、戦前、松方さんというお金持ちが集めたコレクション、とくに印象派のコレクションをもとになっています。
日本が戦争にまけたあと、ここにきちんとした美術館をたてることを約束に、フランスから返還してもらったそのコレクションがベースに、構成されてますが
ひとまわりすると、ほんとうに「西洋美術はやわかり」、すごい幅です。
また、
もうひとつのおもしろさは、この美術館がルコルビジェという有名な建築家の設計であるということです。
*昨年、それを紹介する展示がありましたが、これもおもしろかった。

コレクションで、とくにおすすめはいくつかありますが
まず
エルグレコの十字架のキリスト。
これはスペインにある同じ題材の絵(写真)のミニチュア版。
だいぶ小さいですが、エルグレコらしさはものすごく感じます。
なんでこんなすごいのが日本にあるのか不思議です。
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それから
ゴーギャンの女の子ふたりが並んだ絵
タヒチで有名なゴーギャンですが、この絵はフランスでかかれたものです。

モネのコレクションは枚数、おおきさともに国内最大級でないかと思います。
どれもモネらしいすばらしいコレクションです。
とくにここの「睡蓮」は、各地に点在するいっぱいある睡蓮の作品のなかでも
すばらしいもののひとつだとおもいます。
またモネの連作のひとつ、ロンドンの二つの橋の作品、
ウォータールーとチャリングクロスの絵も、かなりいいと感じます。

他の印象派の作家の作品、ゴッホやルノワール、セザンヌも、どれも、みごたえがあります。
近代だと、ミロ、ピカソ、スーチンなんかもあって
なかなかすごいです。でかいし。

これだけ見て、450えん。安い! しかも都民の日はタダでみれます。
デパートの印象派展いくなら、ぜったいこっちのほうがお買得。
みなさんもぜひ。

レストラン「すいれん」のごはんも、まあまあうまいです。
モネの「睡蓮」のマッチがもらえます。
あと、おすすめは、ミュージアムショップ。美術の本、とくに画集でなく、読む本のラインナップは本屋以上にわかりやすく、立ち読みで1冊読んでしまう程です。
ここで「考える人」ケータイストラップも買えるよ。

4月 11, 2005 もういちど世界一周じゅんび日記, 帰ってきてから日記 | | コメント (0) | トラックバック (0)